お盆休み明け初日から無断欠勤者一名発生。
対象者は50代半ばの男性(Aとする)。
以下時系列で回想する。
8/17(月)
Aの所属する部署の事務員さんより、彼の住まいの住所確認があった。連絡が取れないと言う。
夕方にはAの上司より、部屋の合鍵を貸してほしいとの依頼があった。
Aは独身で会社の借り上げ寮に住んでいる。私は総務部なのでスペアキーを保管している。
その日Aの上司は部屋を訪ねるが本人とは会えなかった。
8/18(火)
私も確認に行ってみた。応答はない。
メモをドアの郵便受けに挟んで帰ってきた。
8/19(水)
総務として行動する必要があるなと思って、一旦Aの上司に渡した鍵を返却してもらい、
彼の社宅に行く。合鍵で解錠した。しかし内側からチェーンがかかっていてドアは全開しない。
居るってことだよな。開錠したまま帰ってきた。
8/20(木)
日中に寮に行った。応答なし。
ドアノブを回したら扉が開いた。でも内側からのチェーン。えっ?! なんかまずい!
8/21(金)
また様子を見に行った。ドアノブ回したが鍵はかかっていた。
ということは自分で鍵をかけたということだ。よかった!生きてるわ!
とりあえずほっとした。
8/22(土)
上司からこの件については今日中に決着をつけるようにと指示された。
昼前に警察に相談に行った。最寄りの交番の警察官に現場同行してもらえることになり、
Aの寮で待機。自転車に乗った警察官が二人来た。
警察官の呼び掛けにも反応がなかった。
警察官は消防の応援を呼んだ。
けたたましい音を立てて救急車が到着。救急隊も五名来た。
内鍵をはずしにかかった。空き巣?
内鍵は外れた。救急隊が中に突入。
Aは生きていた。一応病院に搬送された。でも歩いて救急車に乗った。
演技だろうなあ。
コメント