会社のカギが見当たらなくて、事務所に入る事が出来なかった。
次に来る人を待たなければならなかった。
今日は入社する方の手続きをするために、朝も通常より早く出社して
別の事務所に移動する必要があった。
事務所について、カバンのなかの所定の位置にあるはずのカギがない。
ひっくり返すことはしなかったけど隅々まで探した。でもなかった。
仕方がないので、諦めて次に来る人を待った。
別の事務所には予定より５分遅れて到着した。まあ、それほど重大な失態では
なかった。しかし会社のカギを無くしたとなればこれは大問題。
始末書で済む問題か疑問ではあった。
カギを紛失する予兆はあった。
車での移動中に急ブレーキをかけた時、鞄が倒れて中身が飛び出した事があった。
カギを入れていたところはカバンの内側に付いているサイドポケット。
ここはファスナーが付いていないので中身が飛び出す事があった。
なので、別の車に乗った時に、勢いよく飛び出してフロアマットにでも
転がっているのではないかと思っていた。
その心当たりのある別の車は事情があって直ぐに確認できる場所にはなく、
しばらく不安な時を過ごすんだろうと思っていた。
家に帰って来てもう一度カバンの中を確認しようと思った。
中身を全部ひっくり返してみようとしたところ、目当ての物が出てきた！
今となってはどういう状況だったか定かではない。
まるでかくれんぼでもされていたかのように出てきた。
カバンの中に整理用の収納バックを取り出した時に、その収納バックの
外側も編みポケットに引っかかっていたようないないような。
なんか不自然な感じで出てきた。
朝、見つからなかったのは一体なんだったんだろう？
本当に不思議な感じだった。
始末書は嫌なので、二度とこんな事が起こらないように対策します。
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