碧野圭 PHP文芸文庫
最近ハマった本。全7巻。
今日は朝、第7巻の一章を読んで、泣いて会社に行く羽目になった。
中村君という中学生が変化して行く姿に泣けてきた。
第4巻ではアルバイトで雇った引きこもりの田中君が、
とんでもないことになって、またしっかり更正、成長していく姿に
感動した。
この作家自体が出版社勤務をしていたことも関係あるのだろうが、
文章が上手い。どう上手いかというと上手く説明できない。
スッキリして無駄がなく、後どれだけ読めばキリのいいところから、
ページをめくって探す必要が無いほど集中させられる。
第1巻では女性同士の確執が嫌だなと思っていたが、嫌だと思っていた
女性がこれまたいい感じの女性になって行くので、第2巻を
読もうかなという気になった。
もうあと200ページでおしまいだ。
まとめ買いしようかな。何回でも読み返せそう。
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