【読書】すかたん 朝井まかて

書評を読んで作者が女性だと知った。
名前からは判断できなかった。
そう考えれば女性っぽい優しい文章だったかなとも思う。

この作品にのめり込めたのは、文庫本の180ページを過ぎてから。
それまではどの登場人物にも感情移入が出来ず、先を進むのに難儀した。
主人公の後家さんは気が強い。商人の息子はだらしがない。
大家は細かい。どの人物も好きになれない。

ただ話の内容は、おかしな状況を変えていくことなので、
その過程で起きるいざこざが解決していく展開が痛快だった。

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