飲み会の誘いがあったのでノコノコ出かけていった。
ゴルフ仲間で気の置けない人達。
飲酒量のリミッターを超えてしまって、久々に醜態を
さらしてしまった。
帰りの電車の中で気持ちが悪くなり、あと一駅が
我慢できそうになかったので、手前の駅で降りた。
視界もシルバーのラメ付きで悪くなってきたので
吐くかなと思いながらホームに降りたら立っていられなくなり
しゃがみこんだ。周りから見たら倒れた様だったらしい。
連れの２人がその様子を見て飛び下りて来てくれた。
また知らない女性が声かけてしてくれた。
顔をみる余裕がなかったが若い子だったらしい。
御礼を言う余裕もなかった。
連れの２人の補助で場所を移動し、水を買ってきてもらって
介抱をしてもらった。年配の方には何故か手を握ってもらっていた。
ような気がする。迷惑かけた事を嫌がりもせずただ心配して
くれていた事がよくわかって、ありがたくも、穏やかな気持ちになった。
視界も良くなり、気分も回復して、次の電車に乗ることができた。
連れの２人は本来２つ先の駅で降りるところを、私の降りる駅で
一緒に降り、タクシーで帰ることになった。
まだ顔色が良くなかったので心配したようだ。
そして無事に自宅まで戻ってくることができた。
心配してくれた全ての人に感謝。
人間の良心を感じた時間だった。
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