あることがきっかけであんまり嫌な女ではなくなった。
相変わらずこちらから口を開くことはしないが、
以前ならいちいち気になっていた行動にも耐性がついたようだ。
で、あることというのは、奴が私を頼ってきたのである。
集荷をお願いしていて宅配業者が来たのだが、
奴は何のことかわからずついつい私に質問してきたのだ。
集荷を依頼した人が外出していて奴には意味がわからなかった。
ただ私は発送準備をしていたのを目にしていたので知っていた。
でもね、奴もその場にいたんだから意識していれば自分で対応できたはず。
相変わらず気の利かない奴だ。
一応無事に対応は完了した。
そのあと奴は「ありがとうございました」って言ったきた。
あれ?本心で言った来たなと思った。
こいつにもそんな気持ち少しはあったんだと思ってちょっと見直したんだよね。
そうしたら出勤するのがしばらく気が重かったのが気が軽くなったし、
同じ空間に居て共感できない奴が発する物音、対応がどうでもよくなった。
もう自分が居なくなるしか現状を打開する方法はないのかなと思っていたから
この出来事は私にとってかなりいい方向に向かいことができる出来事だった。
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