御用始め
会社が始まった。
今日は御用始めの儀式が終われば解散してもいい日。
年金事務所や労基に行く用事があり、私は2時過ぎまでいた
家に帰り、病院に預けていたココを引き取りに行く。
今日の診察結果は衝撃的だった。
診察中に吐血したらしい。
中脳に出来た腫瘍が原因とのこと。
いつのまにか腫瘍と確定していた。
そしてそのあとの言葉は死ぬことを前提とした話だった。
痙攣するかもしれないらしい。
ニュアンスからかなりの確率のようだ。
痙攣が治るかも知れない。
でも痙攣を止める薬はない。
あるけど一度使用すると植物犬になってしまう。
そうなったら生きさせるより安楽死を勧める。
だと。
家に戻ってきた。
呼吸も弱い。
めの反応も鈍い。
昨日まではこちらの動きを目で追えていたのに。
今日はうつ伏せのしせいにしておいるのもあって、
表情がよく見えない。
右向き、左向きよりいいとは今日の先生の話。
今日は院長先生だった。
昨日の若造先生の話には希望があったけど、
今日は最後通牒のような感じだった。
覚悟を持って看病するしかない。
明日はかかりつけの病院に行って意見を聞いてきたらと
奥さんに言ったけど果たしてどうするだろうか?
彼女は病院からの帰りから泣くばかり。
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